以下、BRUTUSメールマガジンより 一部抜粋

ここ数年、日本では空前の美術館ブームが巻き起こり、みなさんの中にはお目当ての美術館を訪れるために、遠くまで足を運んだ方も多いかと思います。一方、英語で同じくミュージアムと訳される博物館も実は密かに変革の時を迎えていたのです。2001年に施行された独立行政法人制度や2003年の指定管理者制度のおかげで、超保守的な運営を改め、より積極的な運営へ。その過渡期にある今、博物館がとにかくおもしろい! 

空前のブームだったのか!?よく分からないけどもっと言っておいて(笑)BRUTUSは結構美術館・博物館を取り上げてくれますね。(でも文章がちょっと読みにくくて疲れるので、買ってもビジュアルを眺めるだけになってしまう)

独立行政法人制度については詳しく知らないのですが、指定管理者制度については、身近で見聞きしたのでいろいろと問題も多いなぁ、と感じています。実際はあんまりいい話を聞かない。要するに、公立施設の運営を、現行より低い予算で外注するので、かなり無理があるのです。少ない予算で、今までのクオリティーを維持するために、内部のスタッフにしわ寄せが来る。「民間のノウハウを」と言っても美術館などのように特殊なところだと、まず意思の疎通が難しい。作品や施設の維持管理をほっぽって、人目につく企画にお金を使うので、後が続かない・・・。でも管理者は数年で変わることができるので、そこまで考えていない、など。
管理者の理解があって、ノウハウの質が高ければ、上手く行くんでしょうが・・・なかなか難しそうです。どうしたもんなんでしょう。とりあえず、指定管理はあまりいい方法ではないみたい。

指定管理者制度の問題点についてはwikipediaに詳しく書いてあります。

ん?というかBRUTUSの抜粋、「美術館」、「博物館」、「ミュージアム」の関係はそれでいいのか?なんか混乱してきた。やっぱ読みにくい(笑)