美術

「贋作のない画家はいない。超マイナー画家でも、地産地消されてる。」という話を聞いて考えたこと。 例えば、全国的には無名だが地元民に人気のある画家Aがいたとしよう。人気があるのでその地方で贋作がたくさん作られたとする。 時は流れ、画家Aの存在は…

恒例の! バルバスバウNo.7出たよー。 講読はこちら BulBous Bow バルバスバウ テーマパークは、体ごと異世界に入り込めるけど、ふとしたところに現実が見えてシラケテしまう。ミニチュアは、小さければ小さいほどまわりが見えなくなって、現実も見えないの…

ハト繋がり。こっちはアートだと言い、こっちやこっちはそうとは言わない。民芸や超芸術を思い出して、考え出すと混乱する。でも結論は、デイリーポータルZのハト企画のほうが面白い、だ。これは狙ってやっているんでしょうか・・・?私たちの発見欲を満足…

バルバスバウ5号出たよー。 今号の見どころ レシピに動画がついて超わかりやすい!これでカルボナーラも失敗ナシです。 講読はこちら BulBous Bow バルバスバウ 今週はいっぱいいっぱいでした。関西の梅雨明けはまだですか。 奈良で見てきたもの。 「聖地寧…

今日は振替で休みだったので、展覧会をハシゴしてきました。京都は一日で何ヵ所もまわれるからすばらしい。 京都学「前衛都市・モダニズムの京都」1895〜1930(京都国立近代美術館) 京都のことを勉強せねば!と行ってきました。平安神宮の大鳥居って、お披…

最近、くだらないつぶやきはもっぱらtwitterで消化しているので、こちらに書くことがなくなるのでした。見に行きたい展覧会↓ 林丈二を歩けば 相国寺 金閣 銀閣名宝展 京都学「前衛都市・モダニズムの京都」1895–1930 聖地寧波―日本仏教1300年の源流 〜すべて…

テレビを見ててふと思ったのですが、水回りの防カビ・汚れ取りグッズのCMが変化してますね。これまでは、「こぉぉぉんなにきたないんですよ!!!」と、カビやら汚れやらのイメージを執拗に誇張して表現してたのが、逆にそれらをほとんど描かないCMが出…

引越してしばらくたちました。都は…誘惑がいっぱいです。カラオケ久しぶりに行きました。1日出勤して次の日から連休だったんで、結局仕事のイメージはつかみきれてません。 〔宣伝その1〕 バルバスバウ5月号出た!今回から小説も始動。 〔宣伝その2〕 クラ…

大物の引越終了しました。冷蔵庫を買いにリサイクルショップに行ったら、イサム・ノグチの小さい明かりが1,400円で売ってました!これはいい買い物をした。今度の家は多少広さに余裕があるので、こういうものも置けるのが嬉しいです。前回見た時はテラス(?)…

サッカーに特に興味はないのですが、日本代表のユニフォームが気になります。 背番号のフォントはあれでいいんだろうか…。 だって、「お腹にやさしい乳酸菌飲料、すっきり飲みやすい!」みたいなデザインじゃないですか。闘志が沸かないのでは。いっそのこと…

ここんとこ眠くてしょうがないです。祖父の葬儀のため、飛騨高山に行ったりしていました。たくさんの人が来てくださってました。浄土真宗は、すぐそこまで仏様が迎えに来てくれるので、旅の道具は必要ないんだそうな。三角形のあれも、印象が強すぎるので最…

藤森照信さん(建築史家、建築家)が面白いです。建築自体も素朴でファンタジックで好きなんですが、建築模型のなかには、丸太をチェーンソーでガリガリ削って彩色しただけのものもあって、それがまた可愛い。文章もいい。以下は秋野不矩美術館に寄せたコメ…

最近、この人が気になってしょうがありません。 浅野祥雲 以前、愛知県犬山の桃太郎神社に行って、コンクリート人形の醸し出す異様な雰囲気に圧倒されたのですが…同じ人が東海の各地で作品を残しているとは知りませんでした。関ヶ原ウォーランドにも行ってみ…

海が見たいなー。 日本美術の発見者たち作者: 矢島新,山下裕二,辻惟雄出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2003/06/15メディア: 単行本 クリック: 17回この商品を含むブログ (13件) を見る 『日本美術の発見者たち』 もくじ 「眼の革命」―日本美術の発見…

・「泥薬師如来」泥落とし供養 400年ぶり拝顔(岐阜新聞) 岐阜県瑞浪市にある「泥薬師如来」の泥が、400年ぶりに落とされるそうです。文献も残っていないので、誰もその姿を知らないんだとか。どんな仏様が出てこられるのかドキドキです。しかし・・…

いろいろ見て来ました。満腹。 ・早稲田大学演劇博物館 ・ミレイ展(Bunkamuraザ・ミュージアム) ・一陽展(国立新美術館) ・大琳派展(東京国立博物館) 演博は、近くに行ったついでということで。特に日本の歌舞伎や浄瑠璃の資料が多いそうです。一陽展は、職…

今日は徳川美術館のシンポジウムを拝聴してきました。「はキュレーターの元祖」というまとめが非常にわかりやすかったです。島尾新先生の話術とパフォーマンスを見習いたいと思いました。 来週はBunkamuraにミレイの「オフィーリア」見に行ってきます。昔っ…

おおがきビエンナーレに行ってきました。平日ということでイベントの類はやっていなかったのですが、人が少ないので、それぞれの会場の画廊番さん全員とお話ししながら見せてもらえました。3回目となる今回は「大垣」らしさにこだわっているようです。見て…

以前、mixiの方だったっけか・・・で、「photoshopで古写真風に加工する技を見につけたぜー、楽しい!」と喋ってた気がしますが、先ほどこんなページを発見しました。 幕末古写真ジェネレータ 写真をアップロードすると古写真風になります。簡単・・・! ↑こ…

大阪での発表、無事終わりました。やってよかった!会場は「ほたるまち」というピカピカの施設でした。施設内では「レゴで作った世界遺産展」が、すぐ近くの国立国際美術館では、モディリアーニ展をやってたのですが、どちらもやたらめったら混んでいたので…

(クリックで拡大) 奈良絵本・絵巻 国際会議大阪大会 会期:8月30日、31日 会場:慶応大阪リバーサイドキャンパス(ほたるまち内) 今年も開催されます、奈良絵本・絵巻国際会議。私のはどうでもいいですが、先生方のご講演や、「個人蔵 奈良絵本・絵巻展示…

以下、BRUTUSのメールマガジンより 一部抜粋 ここ数年、日本では空前の美術館ブームが巻き起こり、みなさんの中にはお目当ての美術館を訪れるために、遠くまで足を運んだ方も多いかと思います。一方、英語で同じくミュージアムと訳される博物館も実は密かに…

先日のことです。朝起きて、「今日は一日休みだからゆっくり投稿論文書くぞ〜。明日の消印有効だから余裕余裕。」と、パソコンをつけたら・・・本日のスケジュール表に結構大事な試験が表示されてました。そのために休みを取ってたということを忘れてた!ぎ…

くらま画会展 2008年7月1日-6日 11:00-18:00(最終日は17:00まで) ギャラリーカト(京都市中京区 寺町通御池下ル 下本能寺前町515) 今年もやります、クラマ画会のOBOG展。いつ京都に出没するかは未定です。気づいたら、もうすぐそこまで迫っていた。やばやば…

卒業したのに、ゼミにお世話になってきました。毎度毎度すみません。ついでに京都をうろうろ。・cocon烏丸を覗いたら、shin-biで「カエル工房」が展覧会してました!カエル、キノコ類、ウミウシ&アメフラシのフィギュアがメインの展示です。「ぬるっとして…

絵巻の閲覧してきました。久しぶりに自分で扱ったのですが、「行きはよいよい、帰りは・・・」とはまさに。タケノコにならないように巻いていくのは、本当に神経を使う・・・。見る時より、しまう時の方が疲れました。こんな大変な形態の読み物が、かくも長…

「『奇想の系譜』の系譜」というタイトルを思いついて、日記を書こうとしたのだけれど、もしやと思い検索すると・・・やはり、すでに先例が(笑)リンクさせていただきます。short hope上記のブログでもうすでに詳しく書かれているので、ここでは手短に書きま…

身近な人が出版、すごい!・・・と思ってたら、あっという間にベストセラー作家になってしまった・・・すすすご。 今度、視覚にハンディキャップのある人のための展覧会を手伝います。その関係で聞いた話がすごく興味深かったです。目の見えない子どもが、立…

美術館のレストランで、展覧会の関連メニューをだすところ、最近ちょくちょく見かけますよね。 私の勤務先でも毎回企画しているのですが、今度は現代美術の展覧会ということで、シェフがずいぶん頭を悩ませたようです。作品に登場するものとか色とか、作家の…

岐阜の「後藤人形」が創作雛を作っているそうな。しばらく前の新聞チラシに入っていて、すごく目を引いた。職場の昼休みに「これはアリかナシか」という話になったのだけど、私は全然アリ*1だと思う。後藤人形 創作雛のページお雛様も歴史の中で様々に形を変…