おおがきビエンナーレに行ってきました。平日ということでイベントの類はやっていなかったのですが、人が少ないので、それぞれの会場の画廊番さん全員とお話ししながら見せてもらえました。

3回目となる今回は「大垣」らしさにこだわっているようです。見て来た作品に感化されているかもしれませんが、大垣という街は、古くからあるものが堆積しながら、かつ今も新鮮に機能している場所なんだなぁと、見直しました。たとえばお店なんかも、建物は古くて継ぎはぎだらけなんだけど、常に商品は売れるので入れ替わって、新しくていいものが置いてある。で、看板はレトロなので、そこらの新しい安いデザインよりも、可愛くて味があってウケちゃう、という具合に。

土日には、一台まるごとカメラオブスキュラにしてしまったバスが街を走りまわるらしく、すごく乗りたいのです、が・・・仕事が!早く切り上げられないかなぁ。ガムランの演奏も聴きたい。

そういえば・・・大垣城の庭のあちこちに、何かが落ちてくるのをじっと待っているおばさま方がいました。どうやら木の実を拾ってるらしいので、「食べるんですか?」と聞いたら、工芸品に使う、とのこと。菩提樹の実だそうです。家に帰って調べてみたら、結構貴重なものだと判明。(菩提樹のネックレス)それで「ポトッ」と音がすると、すかさず拾いに行ってたのか。